米国報道発表資料抄訳
オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hat,Inc.（NYSE:RHT、以下「Red Hat」）は本日、さまざまなアプリケーションに散在する情報の連携や異なるビジネスプロセスの統合、オープンハイブリッドクラウドアーキテクチャへ移行 する企業を支援するための次世代サービス設計、開発、統合プラットフォームとしてJBoss Fuse Service Works 6を発表しました。
今日の企業のIT環境は分散化しており、アプリケーションやワークフロー、ビジネスプロセスも分散していますが、その多くの重要な業務やオペ レーションは相互に連携しています。JBoss Fuse Service Worksは、ビジネスに求められるスピードや品質に対するニーズを満たす統合、連携、管理および監視を行います。JBoss Fuse Service Worksは既存および新規の業務アプリケーションやサービスをITによって簡略化し、クラウドやモバイル、ビジネスプロセス開発プロジェクトを迅速化、 簡易化するための基盤を提供します。
JBoss Fuse Service Works 6は、従来から提供していたRed Hat JBoss SOA Platformの後継バージョンに相当するもので、よく利用されているエンタープライズ・インテグレーション・パターン（EIP）を実装した Apache Camelベースのエンタープライズ・サービス・バス（ESB）機能を提供します。JBoss Fuse Service Works 6によって、企業のアプリケーションやサービス全般の迅速性と品質が向上します。さらに、クラウドで統合を行い、サービスとしての統合プラットフォーム (iPaaS)の基盤となります。
JBoss Fuse Service Worksの主要機能は以下のとおりです。
- エンタープライズ・サービス・バス（ESB）：Apache ActiveMQを用いた高性能なメッセージ・ブローカーであるApache Camelによる最新のエンタープライズ・インテグレーション・パターンに基づく開発モデルと、Apache CXFを用いたウェブサービス・フレームワークから構成されています。
- サービスの提供：SwitchYardと呼ばれるサービスコンポーネント・アーキテクチャ（SCA）に基づく軽いサービスデリバリー・フレームワークにより、開発、展開、 管理サービス指向型アプリケーションのライフサイクル全体をサポートします。SwitchYardは コードとモデル駆動型ツーリングを用いて、分散された職能を超えた連携を支援し、また基礎的な実装を分離して開発者がビジネス・ロ ジックに集中できるようにします。
- サービスガバナンス：設計、開発から展開までのサービスに対するライフサイクル・マネジメントはOverlordプロジェクトに基づくものであり、ルールやポリシーの定義や実 施を支援します。
- ビジネス・トランザクションのモニタリング：Overlordは サービスアクティビティの情報を得るための基盤を提供し、要求されるビジネスとサービスの品質要求を満たすための支援として、システ ム統合のソリューションを最適化するために必要な数値基準とアラートを提供します。
入手方法
Red Hat JBoss Fuse Service Works 6は現在、こちらからダウンロード可能です。
コメント
Red Hat アプリケーションプラットフォーム製品グループ上級副社長
Craig Muzilla
「エコシステムの多様性や相互依存性によって、単純なサービスの組み合わせ以上のものが現代のビジネスサービスに求められており、システム統 合とガバナンス、モニタリングはビジネスのニーズに対応するために欠かせないものになっています。JBoss Fuse Service Works は、既存、新規のアプリケーションやデータのサービス提供をITによって簡素化するための包括的なサービスを提供することで、クラウドやモバイルアプリ ケーション、ビジネスプロセスの開発、統合を迅速化、簡素化するための基盤を提供します」
Shadow-Soft共同創設者兼最高執行責任者
Erik Wallin
「私たちは、戦略的なシステム統合のためのRed Hatの取り組みを歓迎しています。ビジネスサービスのエコシステム全体に対して高度な可視化とガバナンスを保つことは、企業に対して大きな利点をもたら すでしょう。そして私たちはそれをJBoss Fuse Service Worksで提供しようとするRed Hatの取り組みに期待しています」
451 Research 研究管理者
Carl Lehmann
「「ビジネスサービス」は再利用可能なコンポーネントとなってきています。「ビジネスサービス」を統合し組み立ててオンプレミス型の基盤やク ラウドサービスを提供することができるようになっています。そして、複雑な統合を簡素化し、実用的なオープンハイブリッドクラウドアーキテク チャを構築するには、Red HatのJBoss Fuse Service Worksのようなツールが必要となります」
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■ Red Hat, Inc.について
オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらにサポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hatは、企業、パートナーおよびオープンソース・コミュニティのグローバル・ネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた革新的テクノロジー創出を支援しています。
詳細につきましては、http://www.861278361.xyzをご覧ください。
■ 将来の見通しに関する声明
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法（Private Securities Litigation Reform Act of 1995）が定める定義の範囲内で「将来の見通しに関する声明」に相当する場合があります。将来の見通しに関する声明は、特定の仮定に基づいて将来の出来事に対する現在の期待を表明したものであり、過去または現在の事実に直接関連しない声明を含んでいます。実際の結果は、そうした将来の見通しに関する声明で示されたものと実質的に異なる場合があります。それは、買収先の統合に関連するリスク、当社が効果的に競争できるかどうか、当社の知的所有権を適切に保護できるかどうか、サードパーティの知的所有権に関してライセンス侵害の主張がなされる可能性、データと情報のセキュリティ脆弱性に関連するリスク、当社の成長と国際業務を効果的に管理し、統制できるかどうか、訴訟がもたらす不利な結果、主要スタッフへの依存性、および当社のForm 10-Qに基づく最新の四半期報告（コピーはSECのWebサイトhttp://www.sec.govから入手可能）に含まれるその他の要因（「リスク要因」および「財務状態と営業成績に関する経営陣の議論と分析」の項に記載された要因など）といった、さまざまな重要な要因に左右されます。さらに、本プレスリリースに記載された将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日現在の当社の見解であり、これらの見解は変更される場合があります。ただし、当社は将来のある時点でこれらの将来の見通しに関する声明を更新する場合もありますが、更新についていかなる義務も負うものではありません。これらの将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日よりあとのいかなる時点における当社の見解も表すものではありません。
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レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューションRed Hat,Inc.の日本法人です。 オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。
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