Enterprise Linux
詳しく見る Red Hat Enterprise Linux 10
Red Hat の最新リリースには、Linux のスキルギャップからポスト量子時代の脅威に対するセキュリティ対策まで、現在の最も切実な IT 課題に対応するのに役立つ強力なイノベーションが含まれています。
Red Hat Enterprise Linux が成功へと導きます。イノベーションは待ってくれません。
Red Hat Enterprise Linux 10 の特長
製品バリエーション Red Hat Enterprise Linux のバリエーション:
サーバーまたは高性能ワークステーションでの実行向けに最適化されており、さまざまなハードウェア・アーキテクチャやハイパースケーラーをサポートします。
ユースケース 学習 - ドキュメント
Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud
Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud とは
Red Hat® Enterprise Linux® は、Google Cloud 上でビジネス運用を行うためのセキュアな基盤です。世界をリードするこのエンタープライズ Linux ディストリビューションは、ハイブリッド環境全体で多様なワークロードを処理できることが認定されており、進化し続ける市場の需要に迅速に対応するために必要な柔軟性を提供します。
Google Cloud に最適化された Red Hat Enterprise Linux のパワー
Red Hat Enterprise Linux 10 および 9.6 で利用可能になった Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud は、Google Cloud での高パフォーマンスのために統合および最適化されています。このオファリングでは、Google Cloud 専用の事前調整済みイメージと事前構成済みツールが提供されるため、重要なビジネスワークロードに「すぐに実行できる」OS が提供されます。
既存の Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションをクラウドに移行するか、従量課金制を選択して、存続期間の短いインスタンスのプロセスを単純化できます。Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud は、Google Cloud Committed Use Discount (CUD) の対象であり、調達の柔軟性を実現する Red Hat の Hybrid Committed Spend プログラムの対象でもあります。
Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud を使用すると次のことができます。
クラウドでのパフォーマンスの最適化
Google Cloud コマンドライン・インタフェース (gcloud CLI) は、RHEL イメージとインスタンスの検出と管理に役立ちます。事前構成済みのパフォーマンス設定も、イメージが起動されるたびに保持されます。
ドリフトの抑制
Red Hat Enterprise Linux のイメージモードは、コンテナの機能を活用して OS をブートコンテナイメージとして提供し、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発と IT 運用を単一のパイプラインに効率化します。
可観測性とレポートの強化
Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud インスタンスは、OpenTelemetry 標準を使用して Google Cloud Observability に統合されており、パフォーマンスおよび診断データを収集、分析、可視化できます。これにより、Google Cloud 内の他の資産と同じ方法で Red Hat Enterprise Linux を管理できるようになります。
起動から実行時までのセキュリティの向上
セキュアブート、コンフィデンシャル・コンピューティング、コンフィデンシャル・ハイパーバイザーによるイメージのアテステーションとトップダウンのメモリー暗号化により、起動から実行時までのデプロイメントとセキュリティ強化に対する最適化されたアプローチが実現します。
一部の Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud インスタンスはセキュアブート機能をサポートしており、ブートプロセス中に強力な保護を実現し、信頼できる署名済みソフトウェアのみがロードされるようにします。この機能は、「シールドされた VM」タイプにも適用されます。
Red Hat Enterprise Linux と Google Cloud を選ぶ理由
セキュリティと可視性
イノベーションにはセキュアな環境が欠かせません。Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud は、Red Hat Insights による継続的な脆弱性アラートとともに、多層侵害防御機能と自動化されたセキュリティ制御を提供します。
SAP ワークロードのためのコンピュート能力
SAP 認定の Google Cloud インスタンスに ERP アプリケーションとデータベースをデプロイし、管理できます。Google Cloud Compute Engine を使用することで、SAP ワークロードはオンデマンドで拡張できるように最適化され、Red Hat Enterprise Linux ツールを使用してより高速なクエリと分析を実現できます。
認定済みの互換性
Red Hat Enterprise Linux は Google Cloud 上でシームレスに動作することが確認されています。また、Red Hat と Google のサポートに支えられており、ハイブリッドクラウドのフットプリント全体にわたって一貫した管理エクスペリエンスを提供します。
Google Cloud 上の Red Hat でハイブリッドクラウドのセキュリティと一貫性を向上
Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud
特長とメリット
セキュリティとコンプライアンス
Google Cloud Platform は、そのインフラストラクチャ技術スタックに進歩的なセキュリティ層を構築し、情報がどのように使用され、誰がそれを見ることができるかを完全に可視化します。また、すべてのクラウドリージョンで一貫したコンプライアンスを実現するための一連の制御にもアクセスできます。Red Hat Enterprise Linux は、ロールベースの認証と認可の制御、定期的なアップデート、およびセキュリティパッチにより、侵入のリスクを低減させます。
管理の単純化
データセンターとクラウド環境全体で一貫したツールセットを使用することで、追加の IT トレーニングの必要性を減らし、フットプリント全体で管理プロセスを効率化します。
柔軟性と可搬性
Red Hat Enterprise Linux はオープンソースのコンテナツールである Podman、Buildah、Skopeo とネイティブに連携するため、コンテナを簡単に起動し、デプロイを管理し、クラウドでの新規アプリケーションの開発を加速できます。また、ワークロードやデータを合理的な場所に配置することもできるため、Red Hat Cloud Access を介して、既存のオンプレミスの Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションを Google Cloud に簡単に移行できます。
統合
Red Hat の幅広いソリューション・ポートフォリオで OS の機能を拡張できます。Red Hat Ecosystem Catalog には、あらゆるビジネスニーズへの対応を支援する数百ものパートナー・テクノロジーが掲載されています。
サポート
Red Hat は Google Cloud と直接連携し、お客様の組織のニーズに合わせた極めて迅速な受賞歴のあるサポートを提供しています。
Insights
Red Hat Insights は、 Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud サブスクリプションに含まれています。この強力なユーティリティは、プラットフォームとアプリケーションを継続的に分析し、持続的なシステムレベルの可視性を提供するため、運用に影響が及ぶ前にリスクを特定し、優先順位付けし、解決するのに役立ちます。
アップグレード
クラウドでの Red Hat Enterprise Linux のインプレース・アップグレードは、主要なクラウドプロバイダー上の従量課金制オンデマンド・インスタンスでサポートされています。
Red Hat は 2025 年 Google Cloud パートナーオブザイヤーに選出されました
Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud の入手方法
Google Cloud Marketplace で購入
Red Hat Enterprise Linux は、Google Cloud Marketplace から直接、従量課金で利用できます。料金の詳細を確認してインフラストラクチャコストを見積もり、無料トライアルを開始してデプロイプロセスを詳しく見ることができます。Google Cloud は、Red Hat Enterprise Linux に対して、1 年の確約利用割引 (CUD) を提供しているため、予測可能なワークロードに対する大幅なコスト削減の機会が得られます。
Red Hat Hybrid Committed Spend を使用
Red Hat Hybrid Committed Spend (HCS) プログラムは、Google Cloud のようなハイブリッドクラウド・プラットフォーム上で動作する製品を含む Red Hat 製品の割引を提供します。Red Hat テクノロジーをオンプレミスまたは他のクラウドで使用している場合は、 Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud にも確約利用料の一部を充てることができます。また、Red Hat のプログラムと Google Cloud の CUD に同時に参加し、同じテクノロジーで両方のコミットメントに適用することで、さらにコストを削減することができます。
既存の Red Hat サブスクリプションを移行
Red Hat Cloud Access を利用して、既存の Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションを Google Cloud に移行できます。カスタムイメージまたは Red Hat 認定ゴールドイメージをコマンドラインからデプロイすることで、サポートへのアクセス、現在の IT 投資、サブスクリプション条件を変更することなく、真の可搬性を実現します。
Red Hat Enterprise Linux for Google Cloud のプライベートオファー価格
CentOS Linux からの移行
CentOS Linux 7 は、2024 年 6 月 30 日にサポート終了 (EOL) となりました。現在もこれを使用しているシステムは、セキュリティ侵害のリスクにさらされています。従業員への再トレーニングを最小限に抑えられる、安全で信頼性の高い移行先をお探しなら、オンプレミスまたはクラウドでの簡単な移行パスを提供する Red Hat Enterprise Linux がおすすめです。CentOS の移行ページでは、総所有コスト (TCO) の削減、長期的なライフサイクルサポート、乗り換え向けの特別価格など、Red Hat Enterprise Linux で標準化することのメリットについてご覧いただけます。