Enterprise Linux
詳しく見る Red Hat Enterprise Linux 10
Red Hat の最新リリースには、Linux のスキルギャップからポスト量子時代の脅威に対するセキュリティ対策まで、現在の最も切実な IT 課題に対応するのに役立つ強力なイノベーションが含まれています。
Red Hat Enterprise Linux が成功へと導きます。イノベーションは待ってくれません。
Red Hat Enterprise Linux 10 の特長
製品バリエーション Red Hat Enterprise Linux のバリエーション:
サーバーまたは高性能ワークステーションでの実行向けに最適化されており、さまざまなハードウェア・アーキテクチャやハイパースケーラーをサポートします。
ユースケース 学習 - ドキュメント
Red Hat Enterprise Linux for AWS
AWS に最適化された Red Hat Enterprise Linux のパワー
Red Hat Enterprise Linux 10 および 9.6 で利用可能になった Red Hat Enterprise Linux for AWS は、AWS サービスとの統合のために最適化されています。チューニング済みで実行準備の整ったイメージを使用して最新の Linux イノベーションにアクセスし、AWS ワークロードの構築、デプロイ、管理を単純化します。このオファリングにより、AWS リソースとアプリケーション内で Red Hat Enterprise Linux を監視できるほか、組み込みの管理ツールを使用して運用を高速化できます。
既存の Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションをクラウドに移行するか、従量課金制を選択して、一時的インスタンスのプロセスを単純化できます。Red Hat Enterprise Linux for AWS は、Amazon Web Services Enterprise Discount Program の対象であり、調達の柔軟性を実現する Red Hat の Hybrid Committed Spend プログラムの対象でもあります。
Red Hat Enterprise Linux for AWS を使用すると次のことができます。
クラウドでのパフォーマンスの最適化
Red Hat Enterprise Linux for AWS は、AWS 固有のプロファイルを使用してパフォーマンスが事前構成済みのため、イメージが起動されるたびに設定が保持されます。また、Elastic Network Adaptor (ENA) によってネットワーク・パフォーマンスも保証され、AWS EC2 環境専用にカスタマイズされたパフォーマンスとセキュリティの設定も含まれています。
ドリフトの抑制
Red Hat Enterprise Linux のイメージモードは、コンテナの機能を活用して OS をブートコンテナイメージとして提供し、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発と IT 運用を単一のパイプラインに効率化します。
可観測性とレポートの強化
組み込みのテレメトリーオプションにより、Amazon CloudWatch 経由で Red Hat Enterprise Linux インスタンスやその他のクラウドサービスの包括的なビューが提供されます。統合された事前構成済みの AWS コマンドライン・インタフェース (CLI) を介して、事前に設定されたコマンドのリストを使用して AWS サービスと直接連携できます。
起動から実行時までのセキュリティの向上
セキュアブート、コンフィデンシャル・コンピューティング、コンフィデンシャル・ハイパーバイザーを通じて、イメージのアテステーションとトップダウンのメモリー暗号化を活用します。不変のシステムイメージを使用して攻撃対象領域を減らし、セキュリティを強化します。
Red Hat Enterprise Linux と AWS を選ぶ理由
認定済みの互換性
Red Hat と AWS は認定済みの連携により、構築の加速、高品質のカスタマーエクスペリエンスの提供、変化する要求に合わせた拡張を実現するために必要なツールを提供します。Red Hat Enterprise Linux と AWS を組み合わせることで、双方のメリットを最大限活用できます。組織は、インテリジェントで安定性が高く、セキュリティ重視の OS を活用し、最新かつ俊敏なビジネスオペレーションを実現できます。また、ワークロードとアプリケーション用に、グローバルに利用でき、セキュリティに重点を置いた、オンデマンドのサイズ変更可能なクラウド・コンピューティング能力も獲得できます。
安定性と一貫性
アプリケーション、ワークロード、サービスを、オンサイトとクラウドの両方で同じツールを使ってデプロイすることで、インフラストラクチャ全体で一貫性を得られます。ここから、システムを簡単な方法で管理し、開発ライフサイクルへのシームレスな統合を活用できます。その間も、システムは両方の組織のサポートにより、常に安定性が保たれ、保護されています。
クラウドの容量
Amazon Elastic Compute Cloud® (Amazon EC2) では、クラウド内のコンピュート容量のサイズを変更できます。EC2 上の Red Hat Enterprise Linux を利用すると、Amazon EC2 の費用対効果、スケーラビリティ、および柔軟性と、Red Hat Enterprise Linux の実証済みの信頼性を活用できます。Red Hat Enterprise Linux は、Amazon Elastic Block Store (EBS)、Amazon CloudWatch®、Elastic-Load Balancing、Elastic IP アドレスとも統合されています。
Red Hat Enterprise Linux と AWS の関係をさらに詳しく知りたい場合
Red Hat Enterprise Linux for AWS
特長とメリット
管理の単純化
Red Hat Enterprise Linux と AWS で標準化すると、同じ一連の管理ツールを使用してデータセンターとクラウド環境を管理できるようになり、プロビジョニング、スケーリング、ポリシー適用、廃止など、あらゆる処理の時間と労力を節約できます。
セキュリティ
Red Hat Enterprise Linux for AWS は、継続的なセキュリティ保護のために 2 段階のプロセスを取っています。まず、OS が AWS Marketplace に記載されるためには、検証プロセスに合格する必要があります。次に、パフォーマンス分析ツールである AWS Inspector と Red Hat Insights (Red Hat Enterprise Linux に含まれる) がエンタープライズ環境を常に監視します。
柔軟性
可搬性
Red Hat Enterprise Linux では、ワークロードとデータを最適な場所に配置できます。付属のイメージビルダーツールを使用すると、カスタマイズされた Red Hat Enterprise Linux イメージを作成し、テンプレートとして保存して、クラウドのインベントリーにプッシュでき、クラウド全体でのデプロイメントが容易になります。Red Hat Universal Base Image (UBI) は、多数の言語ランタイムを使用するためのビルド済みイメージを開発者に提供します。Red Hat で構築して維持されたゴールデンイメージを使用して、AWS コンソールから直接デプロイすることもできます。
統合
Red Hat は、Red Hat Enterprise Linux とシームレスに統合して連携するツール、ソリューション、パートナーからなる広範なポートフォリオを提供します。その中の Red Hat® OpenShift® Service on AWS (ROSA) は、AWS でネイティブに実行される Red Hat OpenShift のマネージドサービスを提供するターンキー型のアプリケーション・プラットフォームです。Red Hat Enterprise Linux を使用する場所が AWS かオンプレミスかに関係なく、組織のアプリケーションをすべて 1 つのツールで管理できます。Red Hat と AWS は実績のあるスケーラブルなハイブリッドクラウド基盤を提供し、SAP や Microsoft SQL Server などのワークロードの価値の最大化を支援します。
サポート
Red Hat の受賞歴のあるサポートチームが AWS と協力して、専門知識、ナレッジ、プロダクションシステムに対する年中無休の優れたサポートを提供します。サポートコールとチケットは適切なエキスパートに直接転送されます。
Insights
Red Hat Insights はプラットフォームとアプリケーションを継続的に分析して、ハイブリッドクラウド環境の適正な管理と最適化を支援し、Red Hat Hybrid Cloud Console から無料で利用できます。1 つのインタフェースから、IT の効率、安定性、パフォーマンスを向上させ、クラウド環境全体でリスクを低減します。
アップグレード
クラウドでの Red Hat Enterprise Linux のインプレース・アップグレードは、主要なクラウドプロバイダー上の従量課金制オンデマンド・インスタンスでサポートされています。
Red Hat Enterprise Linux for AWS の機能について詳しく知りたい場合
今すぐ始める
Red Hat Enterprise Linux for AWS で標準化する方法は 1 つだけではありません。Red Hat Enterprise Linux Server や Red Hat Enterprise Linux for Workstations など、デプロイメントを選択できるほか、購入方法やデプロイ方法を選択できます。
ニーズに適した選択肢を見つける
Red Hat Enterprise Linux を初めてご利用の場合
AWS Marketplace
Red Hat Enterprise Linux を AWS Marketplace から購入します。価格情報ツールを使用すると、具体的な構成に基づいてインフラストラクチャのコストを見積もることができます。AWS Marketplace で Red Hat Enterprise Linux を購入するときに、AWS との確約利用契約に記載されている割引 (Enterprise Discount Program と呼ばれる) を利用できます。
Red Hat Hybrid Committed Spend
Red Hat では Red Hat 製品の調達時に利用できる確約利用料割引を提供しており、お客様の企業のクラウド投資を最大限に活用できます。Red Hat から直接購入することも、クラウドマーケットプレイスを通じて購入することもでき、Red Hat への合計支出額に基づいてお求めやすい価格が提示されます。
従量課金制
Red Hat Enterprise Linux for AWS を従量課金制製品として購入すると、使用したリソースの分だけ課金されるので、需要の変動に応じて迅速にスケーリングできます。ただし、このモデルでは予測できないコストが生じることがあり、超過を避けるために使用量を常に監視する必要があります。
AWS を初めてご利用になる場合
CentOS Linux からの移行
Red Hat Enterprise Linux for Third Party Linux Migration with ELS は、CentOS Linux 7 がサポート終了 (EOL) を迎えた今もユーザーがビジネス継続性を維持できるよう、4 年間の延長ライフサイクルサポートを提供します。これには高可用性 (HA)、Convert2RHEL ツール、Red Hat Satellite も含まれます。
Red Hat Enterprise Linux for Third Party Linux Migration with ELS は、AWS Marketplace で入手できるようになりました (EMEA リージョンで購入する場合は、こちらのリンク EMEA AWS Marketplace を使用してください)。